日曜日の朝、やっと実家に出向いた。
紫蘇ジュースと 梅ジュースと 果物と
やっと実家から「別居」した妹夫婦には 彼らが大好きな「炭酸水」を。
マメの具合が悪い事は 以前 言っていたのだが
それ、みんな 全く覚えていなかったのが まぁ ありがたかった かな。
「マメ」の「マ」の字も 出て来なかった。
外見がマメに瓜二つ、性格は母親そっくり、キッツいタマ
外見は母親のチャタそっくり、性格は父親譲り、おっとりした 犬的コチャ
父親マメの血を濃く受け継ぎ、
稀に彼女を見た他人様からは「ロシアンブルー」と言われるサリー
みんな 元気でした。
帰りに それぞれの場所でくつろいでいた彼らに
「キミのお父さんは こないだ とうとう還らぬ旅に出たよ」
「キミのお父さんは こないだ 戻らぬ旅に出たよ」
と そっと伝えた。
コチャは 横を向いたまま 黙ってた。
タマは 私の目を見つめて 何か言った。
サリーは 黙って私の顔を見つめていた。
その時が来たら........
どうか、マメのような病気に罹りませんように。
どうか、少しでも苦しむ事なく この世界から旅立つ事ができますように
つい、そんな事を願いながら 運転してたのだった。