2013年2月11日月曜日

1時間の散歩

昨日、連れ合い殿が「買い物に連れて行ってあげる」というので
身体の重い私は
謝意を現しつつ 渋々腰を上げ「某カインズ」に行きました。

そこで、久し振りに「猫の御馳走」を買い込み
帰宅の車中。
連れ合い殿が「ボクがいつも自転車で行く散歩道を教えるヨ ♪ 」と。

丸山公園 という 規模の大きな公園の一角に車を止め
歩き始めました。
が・・・・・連れ合い殿の歩調が異様に遅い。
わざと ゆっくり歩いているのかな? と思ったけど
そうでもない様子で
「どうぞ お先に」と身振り手振り声振り。
「え・・・真面目に遅いのか・・・?」(;゚∀゚)

付かず離れて 歩きながらも 連れ合い殿が
「なんでそんなに歩けるの? 職場で運動してるの??」とか
私には意味不明の事を訊いてきますので
「それ、どういう意味?」と訊き返しましたら
「 だって、そんなに歩ける筋肉が どうしてあるのかな?と思って」

「・・・筋肉増強運動してたからじゃない?(過去形ってとこが悲しい!)」
と答えたんだけど
歩き始めから そんなふうに のたまう根拠が 全く判らん σ(-''-)???

とにかく 距離が開くため
行く先々で 連れ合いを振り返っては「右? 左?」と身振りで訊ね、辿った道は
私:「なんだ・・・
以前 Kさん(連れ合いの名前)が 自転車で連れて行ってくれた道じゃん」
彼:「あ・・・? そ だったっけ?? ^▽^;」
 どうも、あの人 それを忘れてるらしい・・・ コワッッッ (>;-_-)>

川沿いの道に出た時、唐突に「ここ、猫スポットが幾つか あるんだ」と言われ
「えっっっ!? 猫だとぉ?!!」と思いつつ
何気なく右側を見たら
私の大好きな 獣道のような細い細い 丘に辿る道 。
思わず「こちらに行きたいな・・・」と 一歩足を進めたら
その左手に 踞る白黒模様を発見。

「ユミ、よく ここが猫スポットだと判ったねえ!」
「さすが!猫好き嗅覚!? 何となく猫の匂いがした??」と言う連れ合い殿に
「いや、ただ こういう道が好きだから 歩いてみたかっただけよ」と答えながらも
 こちらに向かって歩き始めた猫に
目は釘付け。

猫スポットがあるなら 事前に行ってくれればいいのに〜〜〜
そしたら 猫の餌でも少し持って来たのに〜〜〜
そしたら デジカメ 持って来たのにぃ〜〜〜!!!

散歩する人 自転車で通る人達が
餌をあげている とかで
なかなか体格のいい オスネコが
「おばしゃん、なんか 食べ物持ってるのかい?」と言いながら近寄って来る。


「ゴメンネゴメンネ 知らなかったから 何も持ってないんだよ ゴメンネ〜〜!」
と叫びながら撫でたら
「しっかたなぃなぁ〜〜」と文句言いながらも 首筋を伸ばして来た。

「ごめんね〜」連呼しつつ撫でていたら
後ろに立っていた連れ合いが 不意に「ホラ!鳥を食べてるよ!!」
ひょい と指差した右手後方を振り返ったら・・・
小さな羽毛が大量に散らばっていた・・・
あわわわ たくましいっス!! ( ̄▽ ̄`:

 犠牲鳥は ハクセキレイ ででもあったのだろうか・・・(´〜`;;。。

その後、牛達が日だまりで のほほ〜〜〜んとしている
その左手に また 一匹 白黒の 少し小さめの猫を発見。
連れ合いが 普段ここを通る時は 大抵 5匹くらいは いるのだそうだ。


その猫を見てたらしい初老の男性の脇で
「失礼しま〜す、写真 撮らせて頂きま〜す!」と猫に向かい挨拶しながら
写真撮影終了。


その猫も「・・・鬱陶しいけど・・・まあ いいわよ 
アナタの好きにしなさいよ」と 仰って下さいました。

出会ったのは 二匹だけだったけど
家ネコみたいに プクプクされた姿に
なんだか ホッとする柔らかな温かいものをもらい、嬉しかったです。

昨今、住宅街では「野良猫に餌をやる」なんて
大問題に発展しますからね・・・ ( ̄¸ ̄`







帰宅する車中で 何度か訊いて来るのです 連れ合いが。
「疲れた?」
「そこそこ疲れた? それとも 何となく疲れたかな〜 くらい?」
「それとも 結構疲れたな〜 くらい?」って。

だから お答えしました
「う〜〜〜ん・・・全く 何とも感じません」

そしたら 連れ合いが「えーーー!?・・・ユミって スゴいんだねえ」だって。
そういや あの人
車に戻った時に 息が荒かったな・・・(・〜・;)

車中の会話
彼:「ここまで歩けるんだったら じゃあ 
今度 ユミも 秩父の山登りに連れて行くかな!」
(↑ 若い友人と連れ立って 日曜毎くらいに出向いている。実は本日も出かけた。 )
私:「・・・(どーでも ええですよン わたしゃ)」

しかし、彼が、私の筋肉状況に関して、なんでそこまで執拗に疑問視するのか?
訊ねてみたら
彼曰く:「だって、いつも『疲れた』『疲れた』って横になってるから・・・」
体力 相当ない? = 筋肉 相当落ちてる? という思考経路だったらしい。

私:「『疲れた』とは言ってない。『眠い』と言ってるだけ」

* これだけは 事実です。なぜ そこまでハッキリ断言できるか?と言えば
私は 意識して、「疲れた」という言葉を使わないようにしてるからです。

本筋から外れるけど
小学生の頃、学校から帰宅して 何気なく「あ〜 疲れた〜〜」と言って座り込んだ私に
ちゃぶ台か何かを拭いていた母が ニコニコしながら言ったのです
「『疲れた』という言葉は なるべく言わないようにした方がいいわよ ^〜^
誰でも1日が終わる頃には疲れるものだし
『疲れた』という言葉を聞いただけでも 疲れるでしょ?」と。

母の その言葉に 言い知れぬ深さを感じた私は
それ以来 この言葉、出来得る限り発しないようにしているのです。

あ〜 さて。
話を戻しますれば
あの人が 普段 「妻」という私をどう思っているか 
そう思う結果に至る過程がどのようなプロセスを辿ったものなのか が
このような 些細な会話の応酬で、手に取るように判る場合が 多々 あるのです。

私の発した言語の持つ意味が
彼の脳に到達する前の シナプス付近で
微妙に違う意味合いのモノに変換されている という事実が

過去にも 現在にも こうして散在するわけです。
ま、ここまでくれば それも、再度 どーでもいいや的な事になるのですがね (^^;)

息子が帰宅した夕飯時にも
彼は また 言いました
彼:「足の筋肉 痛くない?」
私:「いーえ ちっとも!ま、出るとしたら 明日かもしれないしね」
彼:「しかし・・・一体 どうして そんなふうに 筋肉が付いたまま?」 
 ( ̄△ ̄; シツケーナー

ですから
おもむろに 両腕を後ろに組んで「スクワット」を始め
「これの おかげじゃない?」(ドヤ顔  ( ̄〜 ̄=3 )
 彼:「ん・・・だけどなぁ・・・」(??タップリ混在の ウムム(^Д^`; 顔 )

彼の「ユミの身体機能に感じる疑問」に対して、私が「???」なように
彼もまた 私の「スクワット運動」を目にしながらも
どうしても納得できない「?????」 を 持っているのでしょう。

これは これもまた「男と女の川」の間に存在する 相容れない理解し得ない何か
なのでしょうかね ^^

それか、彼の中にある心身共の「男性優位(限って言えば『オレ様優位』的)意識」の現れ
とでも 申しましょうか。
再々度、どーーでもいいんですけどね。

歩いている途中で、農家の方が出している「野菜店」を覗いて
「菜の花」二袋 「生のピーナツ」一袋 そして 「たくあん漬け」一つ
合計四点 400円分 購入致しました。

ワクワクしながら 炒ったピーナツは
炒り過ぎて 悲しい事になったのでした。
焦げ臭い・・・>< (´Α`)