2017年7月16日日曜日

虹の橋



チャタとマメの息子
実家でたった一人の「王子様」として
みんなと一緒に生活して来たコチャが
虹の橋を渡ろうとしています。

三年くらい前?
「私が主役!!」って感じで えらく気が強く
だけど、母にはとっても甘えん坊だったタマちゃんが逝き
今年の三月には サリーちゃんが
夜明け前に両親にそっと挨拶して ヒッソリと逝きました。

そして 今
マメとチャタの最後の子供
コチャ君が 虹の橋への入口に立とうとしてる。

サリーちゃんがこの世界から去ったばかりなのに

左側の顎がイヤに大きく膨らんでる?! と病院に行ったら
顎の骨にガンができていた ということで
大学病院での手術に加え、その費用も100万から200万 と。
手術後の抗がん剤治療にも通わねばならない など
様々な理由で 手術を諦めたのが 二ヶ月くらい前だったような気がする。

できるだけ日曜日には 両親を見る妹の負担を少しでも減らしたい・・と思い
出かけていたけれど

今日は 玄関を開けるなり「コチャがね どうも悪いんだよ」と 父の声。
四日前から急に歩けなくなり
昨夜から横になったきりで、今朝にはヒドい痙攣があった とか。

コチャが 苦しむのを見るのは 辛い。
一緒に生きて来た 命あるものが 旅立つのを見守るのは 胸が裂ける。

命があるからこそ 死ぬ のは判ってる。
生まれる時と同じように 逝く時も苦しい のも判った。
けど、何が悲しいって
何が苦しいって
一緒に暮らしてきた可愛い彼女が 彼が 
ふっ・・・と 苦しまずに逝かせてもらえない って事。

今年の始めに あっという間にさよならした友達は
亡くなったその晩に、前の年に亡くしたワンコを抱いて来た って
見える友達が言ってた。
それなら
それなら 

今 この時も ただひたすら息をし続けてるコチャ。
かわいそうに
お願い 神様 コチャをあまり苦しませないで

そして
そんなコチャを見守る両親と妹の気持ちを思うと
胸が張り裂けそうだ。

けど、それは 人間である私が思う事。
コチャは ただ 在りのままに在る んだ
どれほど苦しくとも
死の その直前まで生きる という
生き物の 在るがままの姿 なんだろう
「かわいそうに」「あまり苦しませないで」と思いながらも
そういう動物の在り方に ただただ頭が下がる・・・

だけどだけど
神様 お願い
あまり 苦しませないで

コチャは
とても優しく 穏やかで 人見知りせず
そして どんな犬や猫にもあるように 頭の良い子です。

虹の橋
私も せめて誠実に 自分の目指す人間になるよう努力して生きて
大好きなあの子達のいる 虹の橋に立ちたい。
コチャ
どうか あまり 苦しみ ありませんように 

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