もう 夜だけど。
時々、不意に 走り出そうとする姿のマメが見える。
時々、不意に 長々と後ろ足を伸ばして、
柔らかな 真っ白い手は 前方に伸ばして
安穏と横たわるマメの姿が 見える。
息子が
ケーブルでよく観ていた「トムとジェリー」を見られなくなった と
今朝 言った。
トムの、あの 濃い灰色の姿は マメと そりゃあよく似ていて
二人してテレビを観ながら「眉毛は全然濃くないけど
それ以外は ホンットに マメって トムと似てるよね」と
話していたものだったから。
マメは、トムから「すぐバレるズルさを取り除いた」お間抜けさが
そのまんま のように思われた から。
で、「うーーん、そうか....
私は チャタ(マメと一緒に拾って来た 元♀ネコ)が
『撫でてくれろ』と傍に寄って座り込み、仕方ないから撫でる そのとき
マメを 否応無しに思い出しちゃう.....」と 答えた。
「......そっか.......それはまた 辛いのう......」と 息子。
マメが 逝ったのは 仕方ないのだ。
命があれば それは いつか 消えるんだもの。
だけど
だけど...........
「二度と会えない」
「二度と 彼のシルクのような手触りを感じる事はできない」
その事実
不意に見る彼の幻ゆえに それを否応無しに突きつけられる時
それが 胸を掻きむしるほど 切ない。
地団駄踏みたいほど 悲しい。
だから
それが苦しくて やり切れなくなるとき
信じてもいない神様に すがってしまう。
「私が ここから離れたら
この世界から さよならしたら
どうか その時には あの子に会わせて下さい」と。
枕に顔を押し付けて
「会わせて下さい」と 繰り返す。
ごめんね 神様
なるほど、マメって確かにトムとジェリーのトムに似てるわ。
返信削除いないのに目に浮かぶ感じ、よく分かります。
一年経ってもまだあるからね、そういうの。
手触りも忘れられないとか。
時間が癒してくれるというのも、何か信じられないのです。
でも、マメはあっち行ってもそう寂しくはないと思うな。
旧知のブルに会って「おぅ、お前も来たのか。久しぶり」
とか言われていそうな気がするから。
おはよう やすたねさん^^
返信削除そそ、マメってね もンのすごくトムに似てるのよ。
観ていて笑ってましたよ いつも ^0^;
プフッ やすたねさんったら.....
実はやすたねさんも「命が消えたら塵になる」系じゃなかったっけ?^m^
まあ....ね、人間って ホントに「防衛本能」で
好き勝手な事考えつくから。
かく言う私だって、ブルの時には
「そのうち 私も逝くからなぁ」とか
ピート君の時には
「あっちで ブルと仲良しになってクリ」とか
マメの時には「ブルと再会したり、友達のかわいがっていたニャンコと出会って欲しいズラ」とか
思ったもんね〜 ^^;
それで 自分自身を必死で癒す みたい な ネ^^