昨晩、突然 あの時の マメ が 現れた。
寝る時には 大抵 来てくれる。
が........いっつも あの 「最後の時」だから
ちと 辛い。
突然 何かが喉元に這い上がって来て
目をつぶった真っ暗な世界に 切なく苦しい嗚咽が溢れるような......
頭を振って「いやいや、切り替え切り替え!」と思った途端
不意に目の前に現れた
「砂漠を行くラクダの背中のこぶに寄りかかり ゆったりと座り込んだマメ」の姿。
「ああ.......キャラバンで旅路を進んでいるのかい?」
空虚な私の目の前を
ラクダに揺られ 旅するマメ
ラクダが行く その前後に目をやり
螺旋を描くように戻った視線の先には
いつの間にかターバンを頭に巻いたマメが ^0^;
微動だにせず立ちすくむ私を見つめつつ、
ゆっくり ゆっくり 視線を流しながら
ターバン姿のマメは 小さく手を動かし...........
ラクダに揺られながら 小さな点になっていった
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