2014年12月4日木曜日

共に生きる

生きている間に出会う、様々な生き物達。
新しい家族を作った私が、この「家庭」に最初に迎えたのは
犬の「 ガオ君 」だった。

それから27年余の歳月
名前も顔も忘れ得ぬ 犬達と 猫達と過ごした日々

多くの喜び 困惑 迷い 悲しみ
そして 幸福の涙 を 携えて

今朝 
マメとチャタの娘の タマちゃん が 逝った との連絡を受けました。
早朝の4時5分前くらい だったそうです。











三日ほど前にも 突然痙攣を起こし
その時に「 もうお別れだ 」と覚悟した らしいですが
それでもまた持ち直し
獣医さんからも「 強い子だ 」と言われた とか。

たった ひと月ほど前に 腸辺りにできていたらしい 「リンパ腫」

ああ
タマちゃん
キミは キミのお父さんの マメの体質を受け継いじゃったんだね
キミのお父さんも 鼻の奥にできた腫瘍の為に12年の命を閉じたのだったよ
友人に貰われて行った キレイなキレイな「 クーちゃん♂ 」も
やはりマメの血を受け継いでいてね
彼は 喉の奥にできた腫瘍のため だったんだ

< ↓ 左端が クーちゃん 中央上が タマちゃん >





今頃は 

大きなマメと きれいなクーちゃんが 
ちっちゃくって 気の強いキミを
穏やかに 迎えてくれているだろうか



友達んちの こてつさんも 友達んちの ココちゃん(ワンコ)も
そして ブルも チョビも
きっと みんなして元気いっぱいに
キミを 迎え入れてくれてる頃だろうか

「 なぜ 気付いてやれなかったんだろう 」と
妹は 先日来 身をよじるように自分を責めていたけれど
でも 命ってもんは 何をどうしたって いずれは去って行くものなんだよ
あれだけ大好きだった母の膝元で この世からお別れできた タマ
マメみたく 独りぼっちでなくて よかったじゃないか
あまり苦しむ事がなかったんだもの よかったじゃないか

世の中 人間だけが生きているわけじゃないのに
大きな顔して 他の種の命をないがしろにする人間の なんて多い事か
他でもない、この「 他の種 」のおかげで 生きて行けるというのに
それすら忘れた不遜な人間の なんと多い事か

どこの国の幼子だったか
「 犬や猫の寿命が短いのは、彼らが 生まれながらに『愛する』ということを
知っているからだよ 」と

会いたい
マメに会いたい
ブルに 会いたい
チョビに ガオ君に タマちゃんに 会いたい
シロ に ガル君に
昔 実家に来ていた タヌキや 「 お母さん 」や チビちゃんや プーに
そして 名前も知らずにすれ違って行った あの子達に 会いたい

だから だから、死ぬその日まで 頑張って「徳」を積んで
その時には 彼らが遊んで待ってくれている「虹の橋のたもと」に 行くんだ

タマは 現世を去ったけれど
タマ達にもらった たくさんの愛情と 共に生きる喜び を思うとき
「ありがとう」と 思わず口に出る このことば
あの子から この子から貰った この大事な大事な思いを
今 改めて 抱きしめる

6 件のコメント:

  1. ゆみさん、こんばんは!

    おとといの夜、ゆみさんを思い出させる不思議な事があったのです。
    私はネットで調べ物をしていて、それを残したかったのでプリントし始めたのですが
    なんと・・・
    突然ゆみさんのブログが打ち出されて来たのですよ、次々とね!
    その中には2匹の猫ちゃんの(誰だか名前忘れちゃったけど)姿もありました。
    そのままにしておくとどこまで出るかわからないので、とりあえずストップしたんだけど、どうやったってゆみさんのブログがプリントされる様な事していなかったので
    ちょっと気になってメールでもしてみようかと思っていた所なのです。

    姿が違っても、大事な大事な家族の1人だから、そして親から子へそして孫へとつながっている家族。
    ゆみさんのように常日頃の生活の中で、こうして思い出すことが供養になると聞きました。いつまでも抱きしめてあげてくださいね。
    そして、ゆみさんもお元気で!

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  2. こんばんは フロールさん! (・▽・) /

    ひどくご無沙汰してしまっていて、なんだか顔も向けられぬ・・・状態
    だったのですが

    なんて不思議な・・・┗(0Д0)┛
    私のブログが フロールさんとこでプリントアウトされた ですと!?
    (。-`ω-)・・・σ(-''-;)・・・一体、なんなのでしょうねえ
    臆病者の私は なんだかガクブルしてますが
    フロールさんとこの機器であったなら、幸運を呼んで下さるのかも・・・

    そして その中の「二匹の猫」ってとこ
    ここがまた 気になるところであります。
    誰が 出てきたんだろう・・・???

    妹や母の気持ちは マメの時を思い出すと 痛いほど判るのです。
    母なんか「気が狂ったら忘れられるのか」とか言っちゃうほど
    悲しいらしく。
    なので、明日の夜 実家に行って来ようと思っています。

    死別の苦しみ悲しみは 時間しかないんですけどね・・・
    泣きながら 身をよじりながらも
    その感情を自分自身で切り開いて行くしかないですから
    多分 出かけて行っても、傍に座って気持ちを聞いて
    ただひたすら「うん・・・うん・・・」って言うだけなんだろうな
    そう思ってます。

    今日、動物の葬儀屋さんがタマを迎えに来たそうですが
    父は 見送りもせず 泣きながらお線香をあげてたんだって。
    あの人、本当に気が弱いから。
    でも、泣くって 大事な事でもある よね。

    ありがとう フロールさん
    私、ずいぶんと年をとってしまった感があるんだけど
    でも、それなりに 元気で生きて行きます! ヨ (^∀^*)ゞ

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  3. お父さんも、優しい方なんですねー
    「気が狂う程・・・」ってお母さんもそんなに悲しかったんですね (>_<)
    私は子供の事で気が狂えば苦しみから逃れられるのか?とか死にたい!とか思った事はあるけどタロちゃんの時は悲しいけど忘れる・・・とかって思わなかったので比べる対象じゃないけどお母さんの悲しみはどんななのかと・・・

    妹さんもユミさんがちゃんと伝えたから大丈夫だとは思うけど早く気付いてもし手術して間にあったとしてもどんな身体になったかわからないしもし何処かがその手術でなくなったりその後も苦しんだりすればそれも・・・・って思っちゃいますよね。。。

    ウチも病院に連れて行った時はもう全身にまわってて手術は出来ない状態だったけど妹さんのようには思わなかったし・・・

    なんか・・・私ってユミさんの家族から比べたら冷たいというかそこまで思わなかったのは今でも死に顔思い出して辛いけど 何か違ったのかな?とか思っちゃいまいたよww

    フロールさんの事件も何だか・・・ 何かが起こったんでしょうかね ^^;

    最後の画像は何だか後ろが輝いてて天国から見守ってる画像みたいに見えます。。。

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  4. 再び こんばんは!

    padmeさんのコメも読ませてもらって、本当に自分でも何だったのか今もって不明。
    ネットで調べ物して、それをプリントしただけなのに突然ゆみさんのブログが!
    中止しなきゃどれだけ出続けた事か。
    世の中には、普通じゃ考えられない事も時には有るって思っています。

    ゆみさん、少し落ち着かれたかしら!

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  5. おはよう、padmeさん! ^▽^ /

    父は・・・あの人は、なんていうか、もう、本当に弱いんですね。
    まあ、誰しもそうだけど、辛い事とか苦しい事,悲しい事って
    できれば避けたい、忘れたいもの。
    父は、その「回避欲求」が異常に強い。
    自分の苦しく辛く悲しい気持ちもイヤだし、人のそれを見るのもイヤ
    そして、もちろんタマちゃんの亡骸を見るのもイヤ。
    それらを、多分、無意識で避けようとするから、
    言動は案外非情なものになる w

    「タマちゃんが死んだら保健所でいいだろ」とかって
    何度も 感情的に妹に言ったらしい。(目に見えるようだよ)

    妹がまた、それをまともに受け取めて 困惑し嘆くもので。
    「私が姉ちゃんから貰ったんだから,私の好きなようにする!」って
    つっぱねろ という進言に従って、妹は業者さんを頼んだらしいけど。

    私が実家に赴いた時には,既にタマちゃんは可愛いキレイな「箱」になり
    私を迎えてくれました。
    「タマちゃん、あそこにいるから 見てやって」という母の言葉に
    視線を追って目を向けたら、父や母がお供えしたお菓子の前に
    タマちゃんとタマちゃんの写真が飾ってありました (^^;

    人それぞれの受け止め方 生き方 の違い でもあるかな? と。

    タマちゃんは 母が好きで好きで、母が食事する時には
    タオルケットで包まれて 母の膝の上に抱かれ、
    そうして母は食事をしてた んだとか。
    寝る時にも、「早く一緒に寝よう!」と言わんばかりに
    母の枕元で鳴いて待ってたそうな。

    マメも同じように、寝る時には私の首筋に捕まって寝ていたから
    母の喪失感は 痛いほど判るつもり。
    精神的にもそうだけど、物理的にも 穴が空く んだわね。

    母は、妹の嘆きを「子供か居なかったから余計に・・・」という
    言い方をしたけど、私は それはちと違うと思う と答えたの。
    子供がいようといまいと 
    ペットを失った時の喪失感は人それぞれだろう と。
    あなただって 気が狂えばいいのかも と思ったんでしょ? と。
    愛するものを失った時の感情は、誰にも、何ものにも比較は出来ないのだ
    と 私は思ってる。

    負の感情に あまりに埋没してしまう事が 私には恐ろしい。
    自分がそうだから かもしれないけど、どこかで一線を引かないと
    自分が壊れてしまいそう。
    そのコントロールが とっても大事になって来るんだろうな と思ってる。

    マメの写真・・・(^∞^;)
    バックのガラス戸の掃除を怠った故、こんな画像・・・(;^ω^)
    でも、このマメ、なんか マメの大きさを
    物理的精神的に現しているようで、好きなんだな (^∀^*)ゞ

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  6. フロールさん、ありがとうね! (・▽・) /

    仰る通り、人間に判ってる事なんて 一体どれほどのものでしょう。

    私達は 自分に理解できない事に出会うと困惑してしまう。
    その原因、要因を知って 安心したい!という 強大な欲求が
    人間には存在するのね。
    その人間が 
    知りたくても知る事能わず で納得してるのは「死」だけだ と
    何かで聞いたか見たかした覚えがあるけれど。

    ずっとご無沙汰していて、会いたいけど会いに行かない時間が続いてて
    それでも気になっていて・・・という日々の先に
    こんな不思議な事があったの とお聞きし
    何だか、とっても 反省したのでした。
    「謙虚さを忘れてはいけないよ」と 天から言われたような気がして (;^ω^)

    ありがとう
    実は 実家から帰宅して、ちょっと 悶々と ふさぎ込んでいたのでした。
    タマちゃんがいなくなったこと ではなく
    悲しみと苦しみの中にいる 母や妹や父の事を考えて。
    酷く飛んじゃって 何を言ってるのか判らないかもしれないけど
    「万が一の時には 離婚して私が実家をみる」という覚悟がいるな
    とか 思っちゃいましてね (^∞^;)
    でも、今は、まあ 大丈夫。
    「今からこんな事考えたって 仕方ない!」という
    いつもの「開き直り」っての ひねり出してるから (^Д^)

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