おどろおどろしいBMが流れる中
今か今かと 静かに待ち受ける「有象無象」の諸君、もとい「馬の骨」の諸君達。
「この場所からだと、顔の細かい表情は判らんだろうなあ」と思いつつ じっと待つ。
と、照明が変わった!
ピキ〜〜〜〜〜〜ン!!! と緊張が走る場内
まず ティンパニーのところに「人物その1」が登場。
割れんばかりの拍手に、アホな私も拍手をしながら
「...え....この人 が ひらさわ さん....??」( ・◇・;)?
「変だな こんなにハゲてたっけ...?? 」
「おかしいな なんか 背も高過ぎるみたいだし 妙にやつれてるし....」=" =;; ??
「やっぱ 顔も 違うみたいだが....」
そこに、再び活性化する拍手。
ふと見ると、右側の、エレキが置いてあったステージに「人物その2」登場。
なんてったってアホな私は「......この人 違うよね」
「こんな ガタイよくなかったハズ.....」(-`ω- ;;
「うむむ じぶんは いったい だれのなにを みに ここにきた?」
と思っていたら
ついに拍手が割れる。
雄叫びのような歓声と はじけとんだ拍手。
今までの比じゃあ ないのだ。
うにゃ!? と思って 手作りレーザーハープが置かれている真ん中を見たが 何もなく
左ステージ 右ステージと繰り返し確認し
再び 中央に目を向けたら........いた いらっしゃいました あのお方が。
しかし....................あまりの小ささに 度肝を抜かれた。
機器に埋もれるようにして お顔が そこに在った。
いつもはDVDで観てるもんだから、機器は平沢さんの腰より少し上 くらい。
だが、今回は遥か彼方から観たために こんな具合になっちゃったんだろう。
弁護 じゃあないが、一応 言っときます
あの方は 別に 小さくはない。
私より ずっと背は高い です。
163.....か そのくらいはある という話です。
ただ、上記の事に加え、「登場人物その1」と「登場人物その2」の方々の背が
高かったので、平沢さんが より小柄に見えたのだろう と思うわけです。
それにしても、つくづく自分はバカだ と再々認識。
主役が端っこに登場してどうすんだよ
主役は真ん中だろうが ( ̄△ ̄; なんで ここまで アホなのか
ドコドコズンズンズンドコドコ!!!!と、内臓全般揺さぶられるような音響の中
突然 平沢さんが腹の底から「はっっっっ!」。
この「一声」で 何を歌われるか皆は瞬時に理解し、狂喜乱舞の始まりとなる。
全席指定だから 立たないのが まあ当たり前 マナー なんだが
のっけからこれじゃあ 若い人に「立つな!」ッつう方が 酷だ
そういう曲から このライヴは始まりました。
(昨今、そこまで遠慮深い思慮深い若者ばかりじゃないけど)
序盤は 若い頃の曲で飾られ、途中 「馬の骨」期待の
「タルボ持って演奏しながら客席近くまで来る」パフォーマンス入り。
そして、一昨年亡くなられた今敏監督を偲ぶかのように
「サイレン」が歌われました。
もうじき監督の命日がやってくるんだな と思いながら
改めて しみじみと拝聴しました。
11曲目 歌い終わった後、平沢さんが「新曲紹介」し始めたんだが......
この人、あれだけ語句を駆使した歌を作り歌うのに
どうして トークはつっかえるんだろ......
私が 人様の前で話す時「しどろもどろになる」のは、
我の人となりを思えば当たり前なんだけど
あのような世界にいるこの人が こういう具合に「かむ」っていうのが
ちょっとだけ不思議で そこはかとなく面白い。
新曲は 何言ってんだかサッパリ判らなかったけど
(なんせ バックミュージックが大音響なので)
今から 発売日が待ち遠しい! というような曲でした。 ワクワク♪ p(^▽^)q
その新曲を披露なさったあとの 二つ目
14曲目に 私は 不覚にも 泣きました。
イントロが始まった途端 身体が凍り付いたようになり
心の奥底から マグマのように 様々な映像や思いが吹き上げてきて
私は 涙をこらえること できませんでした。
ただ、イラストみたく おおっぴらには泣かなかった よ ? (^∀^*)ゞ
描いたような心情で、持参したマメの写真を抱き 顔を覆ってました。
昨年の6月17日 マメが独りで逝った金曜の夜
「私のネコを明日 平沢さんの歌で 送りたいのです。
勝手ながら、この三曲をお貸しください」とツイートして
「Caravan」「地球ネコ」そして 今回歌われた「確率の丘」で送ったのでした。
涙は どうも、止めようもなく しばらく溢れ続け
しかし、このままじゃ せっかくのライヴを「観る事」あたわぬ と
いちいち眼鏡を外しちゃ 必死で涙を拭い続けたのです。
その次の曲がまた、私の大好きな「庭師KING」でありまして。
この辺りで ちょっと 心臓がチョチョ切れそうになりましたかね ハイ。
16曲目も好きですが 割愛。
17曲目は 漫画映画のための楽曲「Aria」
これは、漫画家の三浦建太郎さんの「ベルセルク」のためのものです。
三浦さんは平沢さんの「狂信者」など言われるファンらしく
自分の漫画が映画化される折りに どうしても平沢さんにお願いしたい!と
切望なさったようで。
そして平沢さんが作詞作曲した この「Aria」は
「先入観を植え付けたくない」という意図のもと
「ヒラサワ語」なる「言葉(?)」の羅列で謳われておるのです。
他の曲にも随所見られますが
平沢さんの高域音声存分な歌ですかね。
最後、18曲目が またまたまた「これ 立つしかない...????? 」な曲。
リズム感バリバリで 個人的には歌詞も大好きな歌。
その最後の「エピローグ」的な辺りで 歌詞を口にしながら
トタトタ スルスル、あれよあれよと言う間に退場なさる平沢氏。 ( ・◇・)?
で、もちろん 場内は「アンコール要請」の手ばたきの渦。
で、もちろん アンコール曲は 立つしかない曲 2曲。
アンコール曲 二曲目には 「馬の骨」さん達が驚喜するようなアドリブ込み。
あっさりと 足早に舞台から姿を消す平沢さん
そういう彼のスタンスに 若い「馬の骨」達は しびれるんでしょうね ^ー^
その後、息子と私は そそくさと「物品販売」に並んで
残っていた「タオル」二枚(息子のと私の)「Tシャツ」一枚(私の)を やっと購入。
ストラップは 残念ながら、「販売開始15分で売り切れ」た とか..... ( ̄¸ ̄
息子が「食事をしたい」というので 付き合ったのが 五反田の「インドカレー店」。
自分の分一皿注文したあと
「私はお腹は空いてないから。これだけでいいからね」って言うのに
「でも、少しなら食べるだろう」と
勝手に憶測した息子が注文した一皿、結局 持ち帰りとなりました。
人の言葉 信じろ! ヽ(`皿´)ノ
帰宅は 結局 12時を過ぎ。
「食事したい」のと「腹 減らん」のと二種類いるから
「明日は別々に行動しよう」っつう事にして 就寝。
以下 To be continued・・・